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批評してください@ディック&ル・グィン

1 :某図書委員:02/02/04 03:35

某高校の図書委員です。
自分の愛する作品に対しての文章を書きました。
図書館だよりのお勧めの本みたいなコーナーです。

自分的にうまく書けたかのよくわかりません。
結局は自己満足なのでしょうが皆さんがどう受け止めるか知りたいです。

この後、6回に分けて書き込みます。
マジレス希望です


2 :某図書委員:02/02/04 03:37
忘れられた《SF》作家

―――昔読んだ高校生が決して多かったとは思わない。また、いま読む人が少なくなったとも思わない。ただ時が流れた。それだけのこと。―――
今回、二人のSF作家を取り上げたいと思う。その名は、アーシュラ・K・ル・グィン、そして、フィリップ・K・ディック。
ル・グィンの作品としてまず頭に浮かぶのは「ゲド戦記」であろう。93年に「帰還 最後の書」(清水真砂子訳、岩波書店)が出版され四部作として完結した、雄大なファンタジーである。とてもすばらしい作品だがここではあえて別の作品群に光を当てたい。


3 ::02/02/04 03:42
<Hainishe Universe>という世界を舞台にした連続長、短編集。SF界で俗に未来史シリーズといわれる連続小説。ル・グィンは他の作家と同じように未来史を作り、そして他の作家と違いその中で個人の話を書いた。「闇の左手」(早川書房)がその代表作であろう。
しかしながらここで取り上げるのは<Hainishe Universe>の作品の中でもとりわけSF色が強い「ロカノンの世界」(早川書房)という作品にしたい。彼女の初めての長編ということで納得する人もいるかもしれないが、さまざまな要素をふんだんに盛り込んでいる。
ひとつの悲恋、その背景にある文明の差、全てに共通する人の心、自分の信ずることをする結果としての冒険、また(直接、間接に)自分のためである策略、陰謀、そして愛。
全人類の共通するオデュッセウス物語の一変形に過ぎないかもしれないが幻想的な叙事詩にして、冒険物語であり、しっかりとしたSFでもある。
 サイエンス・フィクションとして考えるとひとつの星に姿、形、文化の異なる幾つもの民族が並立して存在するのは荒唐無稽かもしれない。
しかし、ファンタジー・SFとしてみたときにとても魅力的な星に仕上がる。結局、人類以外の他者との遭遇がSFの魅力(の一部)なのだから。
幾つもの星を回るよりも効率がいいし。また、余談だが現在の遺伝子、環境進化に関する科学でもロカノンの世界での鳥人と泉の守り手を除く民族の分化を説明できるだろう。

4 ::02/02/04 03:43
さて、ここでこまごまと書くのはあまりよろしくないと思うがル・グィンが最初の偉大なSF女性作家であること、そして物語に出てくる設定を細かくあげつらい、フェミニズムがどうした、男と女がどうしたと、どの解説にも書いてあり、物語を純粋に読むのを妨げる。
(彼女自身がそのように考えていたとしても)作家というのは作品でアピールする存在でありぜひ読者諸君は解説や他人の戯言を気にせずに作品を純粋に楽しんでほしいと思う。
ル・グィンの作品は多くが今は亡きサンリオSF文庫で出ており、その後早川書房や東京創元社に復刊されたものもあるが「天のろくろ」などいくつかの作品が絶版になってしまった。
サンリオSF文庫自体は古書店に行けばだいたい目にすることが出来る(BOOK-OFF、ブックセンターいとう等の新古書店にはない)が、実際に好きな作家の特定の作品を探し出し手に入れることは難しい。
ネットオークション等で手に入ることもあるが下で紹介するP・K・ディックの初版本などはプレミアがつき恐ろしい値段になっていることがある。願わくば、絶版となった書籍がネット上などで読めるようになることを。

5 :某図書委員:02/02/04 03:45
「ブレードランナー」といえばちょっとした映画ファンならばわかるだろうか?いや、相当のマニアでないとわからないほど時がたってしまったのだろうか?そしてその原作である「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(早川書房)を知っているだろうか?
フィリップ・K・ディックは今からちょうど50年前にデビューし、それから27年後に54歳で亡くなるまでに、44冊の長編と100編以上の短編を生産した。
夢に向かって突っ走り、協力して困難を乗り越え、最後には当然のごとく幸せになるような作品はディックには存在しない。恐怖と不安にいろどられ閉塞感に悩まさされ、最悪よりましという以上の幸福などない作品ばかりである。
ディックの代表作である「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は学校の図書館に入っており、またかなりの人気をえた映画「ブレードランナー」として知っている人も多いと思われるので別の作品を紹介したい。

6 :某図書委員:02/02/04 03:46
「暗闇のスキャナー」(東京創元社)と題する長編。他の作品と同じような小道具が登場するけれど、この作品によって描かれるのは紛れもない現実だけで、あくまでも架空の世界に立脚する他の作品とはまったく違った小説である。
描かれるのはドラッグ、酒、ギャングにまみれたならず者達の世界。ふたむかし前の麻薬によって成立していたヒッピー文化の部分的な再現。
主人公は麻薬常習者たちの集団に潜入している覆面捜査官である。
また、主人公は麻薬と哀れな恋人を追いかけるジャンキーである。
この二つの姿勢は統合されることもなく互いを侵食することもない。最後には世界が変わるがそれまではひとりの人間に対して二つの立場といった感じで話は進んでゆく。
覆面捜査官としてひとりのジャンキーである主人公を監視するという矛盾。また、ひとりのジャンキーとしてまわりの仲間達と現実をそして空想を生きる物語。

7 :某図書委員:02/02/04 03:46
ディックの作品の中では大掛かりな舞台装置もなく劇的な話でもなく平凡だと思うが、ひとつの小説としてみたときなかなか物凄い小説であるに違いない。
今のゲノム小説と同じようにひと時の流行であった、ドラッグ小説の中でもなかなかの地位を占めるに違いない。ただ、ドラッグ小説ゆえに正当に評価されることはないだろうけれど。
ディックの小説の中ではアンチ主流であり、あまり高校生向けでもない作品を紹介してしまった。高校生に対してお奨めなのは先ほどのアンドロ羊や、「ユービック」(早川書房)や、「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」(同)などであろう。
スキャナー自体はそんなにお奨めしないし、ディックの信者となった人に時間を見つけて読んでほしいと思う。ただ、P・K・ディックは先の三作などをはじめとしていい作品をたくさん書いているのでSF等のファンならば一度は読んでほしい作家である。

8 :某図書委員:02/02/04 03:51

ふう。。

えっと、スレ立てんな!!って奴に説明しときます。
きわめて個人的な動機で立てるのであまりよろしくないのは解っているのですが
SF版は平和だし、ル・グィンスレにもディックスレにも書いたらかわいそうな気がして立てました。。

ご理解を。。

あと、批評に対して反論する気はそんなにないです。。
ガイキチではないので。。
今後は、、
そういう意味じゃなくって こういう意味で書いた〜って説明とか
感謝の言葉を述べさせていただきます。。

それでは皆さん若きSFファンのためによろしく。。

9 :暴徒(笑)→以下略。。:02/02/04 03:53

よくみたら、段落がくづれまくってます。。

文頭のスペースは無視されるようでした。。

読みにくくなってごめんなさい

10 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 04:10
『ゲド戦記』は第5部が出てるぞ。
未訳だけど。

11 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 04:16
ついでながら、ゲド第4部の後日談の「ドラゴンフライ」って短編も邦訳されてるよ。

12 :トリフィド:02/02/04 04:17
紹介なら紹介らしく書けばよかったし、クレド
ならクレドらしく書けば良かったのに。

13 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 04:23
とりあえず、高校生でル・グィンやディックを読み込んでる事に、
無条件に感心してしまう漏れ。
文章も別に変じゃないし、気合いも伝わってくるから(・∀・)イイ!
んじゃないかな。

この文章読んで、ディックやル・グィン読んだ友だちとかいた?

14 :トリフィド:02/02/04 05:21
もしもし? 中学生でも高校生でも、ル=グィンやディックのマニアは
珍しくないよ。

15 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 07:22
>14
ほっとけ。
ジサクジエンかさもなきゃ真性のヴァカかどっちかなんだから。

16 :某図書委員:02/02/04 07:31
>>10;>>11さんへ。
ゲドスレをパラパラ読んだので知ってます。。
ただこの文章を書いて発表した時にはまだ知らなかったのでそのままにしてあります。
指摘ありがとうございます
>>12さんへ。
それは、紹介文らしくないという意味ですか?
それからクレドという言葉の意味がわかりません。
  無教養ですみません。
>>13さんへ
ディックは一人か二人は、、
ル・グィンのほかの作品はほとんど興味を持ってもらえない。
イシ書いた人の子供でゲド戦書いた人って説明しても脳味噌ぽか〜んとしている奴らばかりで、、

今の高校生って(自称)ミステリーファンは腐るほどいるのです。
そしてファンタジーも。。
SFは不遇なのです。。


17 :某図書委員:02/02/04 18:27
おねがいします age

18 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 19:16
この文章じゃ紹介しても誰も読まないような気がする。
タルそう。

もっとこう、「俺こんなトコ好きなのよ」的な(いや、
わざわざこんな風にアタマ悪げな文章にしろと言う意味
ではないが)崩した表現で興味を誘った方がいいんじゃ
ない?

19 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 19:17
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/1012443197/l50

しばかれてこい。

20 :某図書委員:02/02/04 19:33
>>19さんへ
う〜む、趣旨が違うような。。

オタク同士で語り合う一面として上記の文を書いたわけではないので。。


>>18さんへ
何はともあれレスありがとうございます。。
やっぱ魅力薄いですか、、。

僕的には自分と作品のみしか目に入らないような状況からではなく、
どうしても人に紹介する立場として書いたので。。
この板の人にとっては確かにぬるかったかもしれません。。
でもあれ以上に誰も知らないことを書き連ねるとすぐに引いてしまうと思うのですが、、



21 :某図書委員:02/02/04 19:43
クレドの意味を自分で調べてきました。。

信仰告白ですか、、、

う〜む。。
確かに俺はこんなのが好きだぞ〜 ゆうて書いているのだけど、
それよりも他人に自分がいいと思うものを楽しんでほしいと思ってる部分があります。
それでなければわざわざ相対化したっぽく書く意味がありません。

でも中途半端ですか、、
それがタルイとも呼ばれる原因なのでしょう。。

もう少し修行してきます。



22 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 19:53
13>>15,16
俺の周りにゃ高校生でディックやル・グィンを読んでる奴はいなっかた。
あと、今さらだが自作自演じゃねーぞ。真性屑野郎。


23 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 19:58
ディックを他人にすすめるなら短編だなあ。
とっつきやすいし、わかりやすいオチがあるので安心できる。
長編は、短編である程度ディックを受け入れる準備が出来た人以外にはすすめにくい。
「シビュラの目」と「マイノリティ・レポート」以外の短編集で書き直したら?

スキャナー好きだけど、その紹介文だと構えすぎて読まないと思う。

24 :高い城の名無し:02/02/04 21:07
多くは言わないが、私も学生時代はこうだった。
少なくとも私は1と同じようなことを当時書いていたので気持ちはよくわかる。
ので、私の経験則から、1さんへ。
1)ディックはどんなにがんばっても合わない奴には合わない。ただ、私の時代から比べると、ターミネーターとかの映画も出たし、ブレードランナーもメジャーになったので、エヴァにはまった層なら「パーマーエルドリッチ」や「火星」あたりで取り込めるかも知れない。
2)ル・グインはたぶん女子に合う。特に「闇の左手」は女子にはいいらしい。「ロカノン」あたりもいいんだけどちょっと難しいかも?
3)で、とりあえずゲドを勧めるのも手

25 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 22:14
 俺も24に同感。昔の自分を見るようだ。
SFに興味のない人が読むことを前提にした文章じゃない。
印刷してとっておけば数年後に酢を飲むような気分に浸れること請け合い。

 紹介している作品も不味い。23の言うように、
ル・グィンを薦めるなら早川の「風の十二方位」
ディックを薦めるなら早川の「ディック短編集」
あたりの短編集で間口を広くとって、数撃ちゃあたる
を期待すべき。
もう終わったことだからどうでもいいのかもしれないけど。
 俺も昔は、ル・グィンをファンタジー作家、
ディックをドラッグカルチャー作家として礼賛して
周囲に引かれてた。とにかく1の語るような出版事情や
当時の文化論なんてのは絶対に興味を持ってもらえないから、
一般人に語るのはやめときなさい。
語りたいときは俺たち爺さん連中が、ここで相手になって
やるからさ。自分を外側から見ることを覚えようぜ。

26 :18:02/02/04 22:40
>>20
いや違う逆だって逆。
もっとヌルくした方がいいって言ってんの。

18で書いた「俺はこんなトコ〜」ってのは、暴走しろ
って事じゃなくてもっと取っつきやすい文章にしたらと
いう意味で、その場合は逆に内容は薄めにした方がいい。
あの文章じゃ引かれるばかりで本を手に取ってもらえる
かどうか相当怪しいぞ。

君は自分ではの文章を客観的に書いているつもりらしい
が、どう見ても文から中毒のかほりが漂って来てるよ。

27 :某図書委員:02/02/04 22:47
皆さんありがとうございます。。

>>22さんへ
なんか、思うんですけど、今みんなSFに夢を感じてないからディックやル・グィンという話どころか
銀英や電撃系以外のスペオペや、星新一すら読まれてないんです。。
そんな中で僕はディックやル・グィン(ゲド戦以外)を愛読してるわけで仲間なんか皆無ですよ。。

だれか〜、高校生以下でそんな変なの読んでる(変な)奴いないか〜〜〜(呼びかけ、、)

>>23,>>24 ディックに関して。。
今回スキャナーを紹介したわけは、、
いま、文藝とかスバルとかにのってる純文学の中に昔回帰系ではないけれど
ドラッグとか暴力とかを自然と組み込んだ小説がけっこうあるんです。。
※※※壊音-KAION- これに僕は衝撃を受けた。。

で、それに対する対比としてスキャナーがあるんです。
現代の日本の若者が若者特有の想像力に物を言わせて、純文学とかの所謂本道といわれるところで評価され
それに対して実際にそういったカウンターカルチャーに身を浸らせて生きてきたディックの作品がある。。

で、僕は実際、いろんなものを読むからそういった対比も面白いよって思いつつ紹介したのですが
文中で言及しなかったのは話が広がりすぎるのが恐かったからです。。

※そういえばル・グィンの短編にも薬物小説がありましたよね。
風12の中のグッドトリップってやつ。。

話が転んだので続く。。



28 :某図書委員:02/02/04 22:56
>>26中毒のかほりですか、、
そうですね。。こんなとこ来てる時点で。。
確かに客観的とはとてもいえないような内容だとは思いますが
ただ好きだって書き連ねるより理由っぽいのがあったほうがまだしもじゃないすか?

どうしても思うのが、(岩波文庫を紹介しようとしてる奴も同じように思うだろうが)
簡単でいかにもとっつきやすいようなレビューを書いて、
文庫を手に取ったときその字の小ささに惹かれるのが恐いのです。
あるいみ、あの書評を楽々読めるような奴が少しでも興味を持って読んでくれて信者(笑)にでもなってくれないかな〜と。。





29 :某図書委員:02/02/04 23:03
>>みなさま

短編集ってのは確かにいいと思うんですよ。
解りやすいし。。

今回の書評に関して自分なりの反省点というので既に、大きい話を紹介しすぎたてのがあるんです。
ル・グィンやディックについてもう語る機会はないかもしれないって思うとどうしても自分の中での最高傑作に近い物を紹介しようと思ってしまう。。

そういう意味でお勧めの本でみんなに読んでほしい本ではあるのだけれども、
読む奴のことをまったく考えずに書いた文章だって改めて反省しています。。

もうちょい修行しなきゃならないっすね。。

30 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/04 23:02
 誰も忠告してあげないから俺が書こう。
1の文章は文庫末尾の解説の受け売りというか切り張りだ。
こういうのを物書きの業界では剽窃という。犯罪だよ。
もちろんこの板の住人はそんなこと一発で分かる。
オナニーするにしても自分の右手でやりなさい。

31 :某図書委員:02/02/04 23:14

>>25  ありがとうございます
>印刷してとっておけば数年後に酢を飲むような気分に浸れること請け合い。
既に数ヶ月前に印刷し、配布づみです。
そろそろネットで出してもばれないかなと思いつつスレ立てました。
※次回の締め切りが〜
確かに自分の昔の文章を見ていて、痛〜くきづついてしまいます。
いつになったら、もっと時間がたっても満足度が減らない文章が書けるのだろうか、、

>自分を外側から見ることを覚えようぜ

努力しますし、ある意味こんなスレ立てたのも其の一環です。。

32 :某図書委員:02/02/04 23:23
<批評に対して反論する気はそんなにないです。。>
って自分で決めたのを一時的に破らせていただきます。

>>30氏へ。
本に関するデータとかどのように分類されているかとかは、確かに解説を参考にしました。
しかし、そういった『既定の事実』というものに対してだけです。

残りの部分は自分で考えて、自分で思ったことを書いています。

切り張り、剽窃って言葉を使うならば、貴方がしっかり証明してください。
この板の住人でないからそんなこと出来ないって逃げを最初から打ってくるほど子供じゃないことを期待しています。。

>>他の皆様へ
ただの煽りにこんなに怒ってしまってすいません。
25の言葉に純粋になった直後に目にした為です。。
あおりをあおってしまいましたがごめんなさいです。。





33 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/05 01:08
ディックならば基本は「高城の男」でしょう。
漏れはSFファンではなく歴史ファンに薦めている。
ファンでなくとも、世界史とっててナチ好きなヤツとか。
もっともそこから広げるのが難しいのだが…

コンボとしては、ディックではないがハリスンの「人間がいっぱい」。
しかしこれも絶版だっけ?

34 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/05 01:11
「高い城の男」だね。スマソ

35 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/05 01:24
>>1
スレの趣旨は納得です。

文章読ませていただきました。
お若いのに(失礼)かなりしっかりした文章ですね。凄いと思います。
確かに内容的には、ご指摘があるように、SFに(あるいは小説に)
興味のない人に「読ませる」のは難しいと思います。関心も理解力も
人それぞれですからね。
ただ、書き方を工夫すればもっと関心を集められるのではないかとも思います。
つまり、同じ高校生を対象に本を奨めるのならば、あえて文章のレベルを
落としてみることも必要だと思うのです。
長い文は二つに分けるという意識だけで、かなり読みやすくなるはずです。
レベルを落とした文章を書くには、逆に書き手としてのレベルを上げる必要が
ありますが、あなたならきっともうお出来になるでしょう。
文章を書きなれていらっしゃるようなので、あとは読み手を意識して
砕けた書き方をするだけですよ。
「結局は自己満足」かもしれないとご自分で意識しておられるようなので、
楽しんで書いただけというのなら、もちろんそれで構わないとも思います。
しかし、せっかく印刷までされるのだから、オナニーに過ぎないと思われて
しまったら損じゃないですか。
これからも頑張ってください。

剽窃というご指摘については、文章の末尾に「参考文献」なり「参考書」と
書いてリストを挙げておくか、断り書きをしておけば問題ありませんよ。

しかし、ルグインやディックは今ほんっと読まれてないみたいだねー。
レムなんかも含めて、一部のファンを除くと話題にならないもんね。
だから1さんのような人がいると心強いですね。私自身もここ2、3年は
両作家とも読んでいないけど、なんだかんだいって読まれていくべき
作家だと思うので。

長レス失礼しました。


36 :某図書委員:02/02/06 00:01
>>33さん ありがとうございます。
ナチ/右翼マニア系はいますが、ああいった本はあまり読まないと思います。
日本人が書く/読む仮想歴史ものって言うのは結局妄想オナニー小説に近いですから、
ああいった感覚のものを歴史を知っていると一段と楽しいというものだと思います。

また、あの小説はディック的普通小説にすごく近いと思います。
SF的な状況による精神的圧迫感があまりなく、テンポよく進む話だと思います。


>>35さん ありがとうございます。
読ませるということに関してはかなり二重背反的なことが多くて悩みます。。

図書委員会の発行物というものは6割には捨てられるな〜と思いつつ発行している面があります。
読んでくれた4割に対して以下に魅力を持ったものにするかが悩みどころなのですが。

砕けた文章ですか、、
僕にとってはけっこう難しいです。
文章構造的に美しく簡潔で正しい文章みたいのに馴染んでいないので結局、
単語と接続詞でこねくり回した文章になってしまいます
むやみにやさしくしようと思っても、mailや掲示板書き込みのような、
文体のくづれた物になってしまい、図書委員刊行物としてはよろしくないのです。
修行ですね。。

結局は自己満足と書いたのは『好きに書けよ、最初から読まね〜から。。』ってのへ伏線でした。。

レムもけっこう好きです。。
ソラリス読んで、映像も借りてきて見て、監督つながりでストーカーも読んでそっちもはまった。。

で、知り合いに『ストーカー』いいよ〜 てゆうたら、『変質者〜』っていわれた、、、



37 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/06 00:44
 力になれそうな点だけアドバイスします。
僕はただの理学研究者です。
作家気分の説教じゃないからね。
 
くづれた>くずれた(間違って覚えてるみたい)

「また」を使用して並列文にする時は、
どちらの文でも主語は同じにするか、
二文に分けるべき。

 1さんは自分で接続詞が多いというのには
気付いているようで立派ですが、一番の問題は
代名詞の多用です。「それ、これ」などはなるべく
使わないくらいの気持ちでいかないと読んでもらえません。
将来、卒論とか書く時に重要になってくるので、
主語を代名詞や省略で曖昧にするのは避けよう。

 意味の重複する修飾語や副詞の連続も避けよう。
「あくまで〜まったく」とかはいらない。

「〜だが」などの逆接が逆接の文章として成り立って
なかったりする。

 1さん独自の造語が変。
「アンチ主流」とか「反主流」でいいんじゃないかな。

 35さんの意見と被ってくるんだけど、
一般的に翻訳物で育った人間は、文章の主部を
やたら長くする傾向があります。(英語がそうだから)
短く区切るぐらいのほうがいいよ。
あと、この暗闇のスキャナーの紹介では
主人公の任務が自身の監視だった!ってのは読みとれない。
読み返してみて。
じゃ、応援してます。

38 :「うぐぅ」とか書かない方が良いよ:02/02/06 02:24
どうでもいい事なんだけど、
SFとか好きの人のサイトなんかみてて、結構感心したりしてるのに、
感動したゲームの欄にエロゲーのタイトルがビッシリ並んでて、
一気に引くこと多くない?

偏見?
はい、そうですよ。

39 :某図書委員:02/02/07 00:15
>>37さん ありがとうございます。
具体的な言葉遣いについて、無自覚であることも多かったので
ご指摘ありがとうございます。

詩人ほどでないにせよ、一つ一つの言葉についての妥当性をもう少し考えながら
書くように努力します。

暗闇のスキャナー についてのご指摘は確かにそうですね。
文章的なこだわりにおぼれて明快さを欠いてしまいました。
現代の内面/外面認識が異なる小説などでも通用しそうですね。
よっぽどスクランブルスーツでも登場させればよかったです。




>>38さん、ありがとうございます
わざわざ、メール欄まで見てくださって。。
そっち系は高校生ですし、そんなにやってませんよ(w。。


40 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/17 20:45
まず、惹きが弱い。
次に、紹介の流れが判りづらい。
あと、文章が変なところがいくつかある。

惹きが弱い、というのは例えば個人の顔が見えない、と言う点。
自分語りにならない範囲で紹介者の顔が見えるようにした方が
インパクトがある。
「**のここが面白かった」より「俺は**にこういう影響を受けた」
の方が印象が強いよね?

紹介の流れが判りづらい、というのは、
ゲドか、と思えば未来史の作品「群」になったと思うと
「しかしながら」ロカノンの紹介になる、という点。

ディックも同様。電気羊か?と思えば「スキャナー」で、しかも最後に
「作品の中でも平凡」とひっくり返されてしまう。

これを紹介するよ、これはこういう作家の、こういう位置づけの本だよ、
というのを順序よく入れないと、全体の印象がぼやけてしまう。

文章が変、というのは外出だけど、例えば、時が流れて忘れられた、なら
「いま読む人が少なくなったとも思わない」はおかしい。
「今読むべき価値がなくなったとは〜」ぐらいだろう、というようなところ。

もう見てないかな。


41 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/17 23:57
せっかくのアドバイスなんだからageてあげなよ。

42 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/18 00:05
ディックならパーマーエルドリッチの三つの聖痕
ル・グィンなら所有さざる人々
が昔読んでスゲー面白かった記憶あり。


43 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/18 00:16
あんまよく読んでないけど、SF読者を広げたいってこと?

ディックとルグインだと偏って敬遠する人がいそうだね。
もちっとファンタジー色強めのほうも広げてみたらどう?

>42 私も「パーマーエルドリッチ〜」好きだな。

44 :高い城の名無し:02/02/18 21:33
「パーマーエルドリッチ〜」は私も好きだな。
でも、分かってもらえなかったこと多し

45 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/18 22:09
ルグィンは、高校生の素人には難しいだろう。
ゲド読ませるとファンタジーに行っちゃいそうだし。
「天のろくろ」は絶版か。うーん。無理だな。
SF作家として読ませるのは。
ディックは「虚空の眼」と「ユービック」と短編集が
わかりやすくていい。
最初からセンスを要求される凝ったのや、
難しいのはやめたほうがいいな。
薦める本は慎重に選んだほうがイイと思う、失敗すると
2度とヤだって思われそう


46 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/19 10:42
このところのアメリカでのテロとか、「悪の枢軸」発言とかで、「オメラスから歩み去る人々」を
思い出して、読み返した。私はどこに歩み去れば良いのか・・・との感慨を持ったけど、
・・・女房に読ませたが、「で?」って反応だった。
ル・グィンは薦めるのが難しい。

47 :高い城の名無し:02/02/19 19:33
 私ならどう書くだろう?ということを考えてみた。

 アーシュラ・k・ル=グゥインという作家がいる。
 「ゲド戦記」や「闇の左手」などの作品で知られている作家だが、日本では(よほどSF、ファンタジーが好きな人をのぞけば)一般にはまだまだ知られていない。
 一つには「難解」という誤解がある。
 確かに彼女の作品はフェミニズムやユング心理学との関わりなど小難しい理屈に絡んで紹介されることが多い。でも、彼女の作品それ自体は決して難解だとは言えないと思う。
 …彼女の作品には様々な読みとり方を受け入れる懐の深いところがあるし、彼女自身も評論「夜の言葉」で語っているように作品には深遠なテーマが込められていることが多い。
 けれども彼女の作品を読むに当たってそういう「理論武装」が必要だということはない。
 ゲドやシェヴェックたちと一緒に魂の旅をするだけでいい。
 彼らと旅することで「何か」がそれを読んだ者の中に残るだろうと思う。その「何か」を説明しようと思えば確かに理屈が必要になってくるかも知れないが…
 ル=グゥインは作品を通してそういう難しいことを読者に理解させるために書いているのではない(と思う)。
 彼女は単に彼女にとっての魂の「真実」を伝えるためにこれらの書物を著したのだ。
 ふつうの「お話」だと思えば決して難解なことはない。読む者は彼女の作品を通して構えることなく魂の旅をすればそれでいいのだ。
 …本当はそれがいちばん難しいことなのだけれども。

 うーん。いい年をしてやっぱり固い書き方になるなぁ。
 ただ、作家論ではなく個々の作品を取り上げるならもっとくだけた書き方が出来そうに思う。

 

48 :高い城の名無し:02/02/19 19:54
 P.K.ディックという作家がいた。
 どういう人間だったか簡単に言えば、何度も結婚に失敗し家庭を崩壊させ限りなく生活能力がない上に
ヤク中で更正施設に入ったりそれでも止められなかったりという人間としては失格のダメダメ人間である。
 が、その「作品」はどうか…といえば、毎度毎度同じような登場人物が同じようなダメダメな失敗をするような
ダメダメな構成だったり、しょっちゅう筋が破綻したり、わけがわからない内容だったり、科学的な考察なんか
でたらめだったりという、これまたダメダメな内容の作品ばっかりだったりする。
 「ブレードランナー」などが映画で有名になったが、ああいう暗くて惨めで悪い夢のような世界がディックだと
思ってもらって差し支えない。

 しかし、何故か彼の(ダメダメな)作品に惹かれる人は多い。

 すばらしい未来世界や美しいファンタジーを描いた作品に「夢」があるとすれば、
ダメダメな彼のダメダメな作品には「悪夢」がある。
 そしてその「悪夢」は人間にとってよく分からないものになりつつある現代社会に
生きる我々にとっても共通する「悪夢」だと思う。

 恐ろしくて気分が悪くて不快で不安でかつダメダメな彼の作品の呪力は心に「悪夢」
を抱える人たちを引きつける力を持っている。

 彼の作品の多くはダメダメだ。…そして、矛盾するようだが素晴らしい。
 もしディックという作家がいなければ「ターミネーター」という映画も「未来世紀ブラジル」
という映画も…そして「新世紀エヴァンゲリオン」という(これまたダメダメで素晴らしい)作品も
生まれては来なかったと言っても過言ではない。(スマン、やっぱ言い過ぎたかも知れない)

 彼の
 

49 :高い城の名無し:02/02/19 19:57
…あれから10年以上たったのに全然進歩してねぇ>俺

50 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/20 11:54
読んだこと無い人間に作家論は不要ですな。

51 :高い城の名無し:02/02/20 12:41
作品ごとのレビューの方が現実的かも知れませんな
それは私の場合は今でも自分のサイトでやっていたりしますが

52 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/21 02:54
作品ごとのレビューからそことなく作家論を絡ませるのが良いでしょう。
作家論をどうしても語りたい場合の話ですが。

ディックなら初期の作品はだいたい総括できるのでは?
「小心者でやることなすこと裏目に出てしまう主人公が、嫌になるくらい厳しい現実の中で必死に生きていかなければならなくて、
でも最後は勇気を持って前向きに生きていこうとする話」
とすれば結構当てはまる作品は多いと思う。

53 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/28 22:19
もうすぐディックの「あなたをつくります」が出るね。
久々だなサンリオの再刊。個人的には「ブラッドマネー博士」きぼーん。

ルグィンも「テリング」が出るらしいね、あとゲドの最新刊。

54 :高い城の名無し ◆een2f1Vk :02/03/01 22:38
え?「あなたを合成します」、出るの?

55 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/04 23:24
>>53

創元SF文庫より今月発売。
毎日本屋新刊チェックだぜ。

56 :55:02/03/04 23:24
>>54のマチガイ。

57 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/06 22:55
いつかいつかと待ちわびる毎日>あなた合成

ゲド続編も近い>ゲドスレ

wakuwaku

58 :ディック新刊は:02/03/09 10:30
何日発売?

59 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/09 15:56
>>1
図書委員ご苦労さんです。
でも、読書って他人に薦められたから読む、っていうものでは
ないだろう。何かのきっかけで読んで感動して、「もっとすごい
作品もあるんだろうな。読まないわけにはいかないな」ということで
読み続けるのではないか。少なくとも私がSFに熱中していた時
はそうだった。
図書委員の権限で、自分が読みたい本をどんどん購入してしまいなさ
い。ディック、ルグイン以外にも、すばらしい作品を書いた人は
いっぱいいるよ。君の選択が正しければ、図書室に残った本を読んで
SFが好きになる後輩が必ず現れるだろう。

60 ::名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/13 09:22
「マイノリティリポート」がスピル馬ー愚によって映画化されるそうだが、いかがなものか。


61 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/13 18:12
ル・グインを読むのに「ロカノン」から入るのは案外良いかもしれない。
俺が高校生の頃は、風の12方位、闇の左手という順で読んだが、正直その頃は
闇の左手が面白いとは思わなかった。やはり厨房には地味目な話だからだったと思う。

実際、大人になって読み返してはじめてその良さが分かった。


62 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/13 22:28
>>61

禿胴

闇左や所有せざるのよさがほんとに理解できるのは、
30過ぎてからでは。

あっ、あれはどうだ、「世界の合言葉は森」!
あれはルグィンに珍しく、インパクトの強い作品だ。
「危険なヴィジョン」に載っただけあって。
若い世代にも分かりやすい話じゃないか?
怒りが非常にストレートに伝わってくる内容だよね。

63 :トリフィド:02/03/13 22:58
>>61
高校のとき、女の子たちが『闇の左手』できゃーきゃー
盛り上がっていました。

64 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/14 21:47
>>63

男になったり女になったりするキャラが出てくるところが受けたんだろうか?
大氷原を渡りながら性欲に悶々とするところは、結構笑えるし。

65 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/18 00:26
>>63
偏差値高いんだか低いんだか(w

66 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/19 00:33
やおい小説だからねー。<闇の左手

67 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/20 04:50
>>66
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
そ、そうだったのか…

ディックの短編集はわかりやすいと思うがね。下手に長篇なんぞ薦めた日にや
かえってSF嫌い増やしちまうぜ。「高い城の男」は、SF初心者向けだそうだが。

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