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キリン ヤガってどうだ?

1 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/18 21:49
本屋で電話で在庫確認したら、キリンラガーですか?と聞かれた(^o^)
やっと手に入れ、冒頭を読み始めているが、結構面白いぞ。


2 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/18 22:28
■マイク・レズニック「キリンヤガ」■
http://natto.2ch.net/sf/kako/987/987872958.html

3 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/18 22:30
「つ」
ツキジデス
そうですか。

4 :猫電波:02/03/18 23:09
なんか現実をそのまま書いてるだけって気もしないでもない。

5 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/18 23:23
何と四刷!
重刷されたSF文庫は久し振りに見る。


6 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 00:25
キリ と ンヤガで「光」と「山」だよな確か。どっちが
どっちの意味だったかは忘れた、スマン誰か補完たのむ。

>なんか現実をそのまま書いてるだけって気もしないでもない。

アフリカの1部族という限定的な文化圏を描いていながら、それに
対して全くもって無知と言っていい我々のような読者に「現実」と
いう普遍的な概念を逆照射してみせる著者の筆力には恐れ入るね。

↑上のような文章は意味が通りづらいし読みにくい。悪文の見本だ。
それに対し、分かりやすく平易に、それこそ「そんなの当り前じゃん」
と思わせる文章って、上手だと思わないか?

ま、とりたてて指摘するまでもないことを、さも世紀の発見のように
わめきたてるような主張もあって(某吉岡の後書きとか)それは
ほんとに見るに耐えんのだが。

7 :名無し@イーガン者:02/03/19 01:32
ネットで酷評を散見するが、私にはとても意義のある物語だった。
話が進むごとにテンションは下がる一方で(夏への扉と逆だね)、読後一日は鬱で塞ぎ込んでしまった。土曜日でよかった(;´Д`)

>5
某国営放送でもやってる宇宙人恋愛小説は、結構重版してます。

8 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 02:16
実はSF板OFF会でも話題になってたんだが、俺としては、結局あの爺さんに
共感できんと…しょーもない話だというのが感想。

ただ、滅び行くものの哀愁を描きたいのであれば、最終話のみを短編として
切り出せば美しいし、じいさんにも共感できる。
そう、つまるところ最終話だけの本だったな。

9 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 02:20
じーさんに共感するのではなくて、じーさんから
一歩離れて見守るととても面白い小説だと思うのだけれど。

10 :カ‥4ャピソ:02/03/19 02:23
一つの見解でもってすべてとする、ような見方を「狭隘」という。コリバそっくしだね。
この小説は、「ユートピア」を題材にした中・短編のコンペ用として作成されたんだが、
この作品の出現によって、他のシトが辞退したとか、しないとか(藁

ただ、どの作品も結局、「ロートスと槍」にあるような結論になってしまったわけだが。

11 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 02:31
読み易いし含蓄もある
だが畢竟それだけだ

12 :カ‥4ャピソ:02/03/19 02:37
>>11
読みやすいのは「物語」で子供に道徳や世界観を教える、
占い師の手法を物語に採用してるからで、
含蓄があるのも当然だろね。

「もし、ユートピアを人々が求めるとしたら、どうなるだろう?」
「もし、ユートピアを与えられたら、人々はどうするだろう?」
「もしも、ユートピアが無くなるとしたら、それはなぜだろう?」

他にも問い掛けがあるかも知れんけど、言葉ではなくやはり、「物語」で示されたと思う。
別の答えがあるといいけどね。

13 :11:02/03/19 02:56
http://www.aozora.gr.jp/cards/akutagawa/htmlfiles/syuju.html
元ネタ「批評学」(「ユートピア」ってのもあった)

ユートピアの自己矛盾ってのはもう最前提であって、それを、
「こういう形で解決するのか!」とか「こんなユートピアもありか!!」
っていう方に持ってくなら如何にもSF的だけど、
「やっぱり上手く行きませんでした」っていう挫折、失敗歎におとしちゃ
うのは「ユートピアもの」の枠にはまりきった自己完結的な読み物でしか
ないんじゃないかと。あと表紙が昔のゆうきまさみみたいだし

14 :カ‥4ャピソ:02/03/19 03:03
もう寝るけどその前に。

>「やっぱり上手く行きませんでした」っていう挫折、失敗歎におとしちゃ
>うのは「ユートピアもの」の枠にはまりきった自己完結的な読み物でしか
>ないんじゃないかと。

なるへそ。んでも、自分的には、結局ユートピアなんてのは、
それぞれが自分で求めるものだから、コリバは最後にたった一人でそれを求めにいくんちゃう?
作られたマンモスのようにこの世に残された異質な存在として。

>あと表紙が昔のゆうきまさみみたいだし
表紙はどうでもいい。SFマガジンに記載されてたあの絵にして欲しかったって意味なら、ハゲシク同意だけど。
見てるぅ〜〜、SFマガジン関係者!!あのねー、漫画絵にすりゃ〜いいってもんぢゃぁないよ〜〜〜!!!

 えーーと、何か?

15 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 03:09
>>14
衒学的な文章を書くようだが結局何が言いたいの?

16 :11:02/03/19 03:14
>14
表紙は加藤直之が描くドアップの黒人でしょ。真上から光が当たって
目とか見えないのがいい。
ところで僕べつに嫌いちゃうねんけどな。キリンやが。

17 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 03:23
>>10
他人の意見を受け容れない君の見方もコリバそっくりだ。

18 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 03:24
>>16
折れは黒人の女の子が天を仰いでいるやつを見たな。

19 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 03:32
>>18
俺もその版を持ってるな。 おまけにあの話は印象が強かった。 コンピュータが
認識して解析できるような、論理的な言語体系を短時間で構築できる才能って
のが信じられないが…。現実に存在したら、コンピュータの技術的可能性を100年分
進めるような天才だな。

20 :11:02/03/19 03:39
>表紙は加藤直之が描くドアップの黒人でしょ
あ、これ願望デス
しかしこれドラマ化しないかな〜

21 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 04:58
なにかと思えば前スレ立てたの、妹だった(驚


22 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 05:21
>>21
あんた、電子ブロックの兄さんかい?

23 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 05:23
>>21
兄妹で2ちゃんねるか、おめでてーな。

いや、うらやましい。うらやましいぞっ。

24 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 05:31
女の子の話が内容的には白眉なんだろうとは思うが、
>>19 のような疑問が最後まで抜けなくて、非常に複雑な気分。
全体的にはイイ話路線で、筆力もあって、感動の名作方面行きなのはわかるんだが、
シンプルに”他に方法あるんじゃねぇの?”とか”それは話を作りすぎだろ?”とか
いや〜んな感じの脳内雑音が聞こえまくりでした・・・
漏れが知ってる政治学、社会学、人類学、そして科学。全部に矛盾してんだもん。

SF寓話という分類で考えるなら問題ないでス。 感動の名作。 

25 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 05:56
>>24
科学という単語の使い方はこの場合おかしいぞ…政治学や社会学に対しての
言葉なら、自然科学というべきだ。 もしくは物理学、生物学とか個別に上げるとかね。

それはさておき、確かに、サイエンスフィクションではなかったな。
一人の男の内面と社会のかかわり方がテーマなわけだから、スペキュラティブ
の方だろうな。あちらにはSOWをあまり感じない当方としては、いずれにせよ
あまり、SFマインドを刺激される作品ではなかった…。

やはり、コロニーの生態系を維持する方法。気象制御の実際。地球との
アクセス方法。人間と自然に対話できるコンピュータ。軌道制御の方法。
オニール型コロニーならば、コリオリ力とか、頭上の地面に対する対処等、
そっちの方に興味が行ってしまう。もうちっとサイエンス方面を詰めてくれれば…。

26 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 06:26
>>25
そんなこと描き出したら別の作品になっちゃうよ

27 :名無し@イーガン者:02/03/19 07:26
時間帯的に、不思議な伸び方をしてますね、このスレ。

私は、>8 >9 両氏の読み方を同時にしましたね。鬱に陥る自分を、突き放す様に眺めてみたり。
SF寓話として珠玉の出来だと思います。

28 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 20:50
俺は、何だかんだ言っても好きだな。特に二話が。
SF者以外にも受け入れ易いと思う。実際、人に貸して評判も良かったしね。

29 :At.N.:02/03/19 20:55
前にもどこかのスレッドで書いたけど、最初に読んだとき「空に触れた少女」を全然受け付けなかったのね。
女の子視点の話だけだったら感動するというのもわかるんだけど、最後にオヤジが自己憐憫に浸ってるのがえらい気持ち悪くて。
お前の理想のためにお前自身が(間接的にせよ)殺したんだろ。それくらいの自覚は持てよ、と。

...と、S-F マガジン掲載時には思ってたんだけど、連作中の一編としてはあれでいいのかなと後に思いなおした。
あそこからだんだん話が動き始めるわけで、きっかけとしてあの話なのはありかな、と。
でもやっぱりなにも考えずに悲しんでるあのラストは気持ち悪いけど。

30 :キリンやなくてアサヒ:02/03/19 21:52
 キリンヤガもそうだけどマイクレズニックはアフリカ
物かかせたらめちゃくちゃはまるね、個人的にはキリンヤガ
よりも「パラダイス」のほうが好きだけど。
(夢を追うためには最後まで残って戦うべきだ!…)

31 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 22:18
俺なんかもう歳だからさ、オヤジの方に感情移入するわけよ。
でさ、そうなるとラストとかも全然OK、てゆうか
あそこまで決断して実行できることが羨ましくなるのさ。

32 :30:02/03/19 22:45
 自分の子供たちに理解されない、というのは
相当きついが彼の場合コリバである自己よりもより精神面での
シャーマンで最後までありたかったんだろう。 滅びの美学や
無常論ともちがうレズニックのアフリカ物らしいおわりかただね。


33 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 22:51
>>6
>キリ と ンヤガで「光」と「山」だよな確か。どっちが
>どっちの意味だったかは忘れた、スマン誰か補完たのむ。
俺の記憶では、キリマンジャロは輝く山という意味で、
キリマ(山)、ンジャロ(輝く)だったと思う。
だからキリが山かな。
でも、キリンヤガって、結局キリマンジャロのことなのか。

34 :猫電波:02/03/19 23:04
>6
つまらんとは言ってないって
で、それと繋がるんだけど
>13
>「やっぱり上手く行きませんでした」っていう挫折、失敗歎におとしちゃ
>うのは「ユートピアもの」の枠にはまりきった自己完結的な読み物でしか
>ないんじゃないかと。
と言うか、これが「原理主義」という現実を描いたものである以上、
成功させるわけでには行かなかったんじゃないかな。

文学を政治に従属させるなって意見もあるだろうけど、
結構SFって政治従属的な作品が多いような。


35 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 23:22
こーゆーのが傑作SFとしてアメリカで評価されてるのか、と
読んでみて轟然とした。
キリンヤガはテラフォームされた惑星なのか、スペースコロニーなのか
全然判らない。書いてない。
アフリカに再現された保護区であっても、全く困るところが無い。
小説としては結構好きなとこもあるけど、SFとしては自分は全く評価できない
というのが正直なところ。

36 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 23:22
政治とSFか。「所有せざる人々」を思い出すな。


37 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 23:29
>>11
そら芥川やがな

38 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/19 23:47
ユートピアの自己撞着とか、教条的文化相対主義の矛盾とか、
分かり切ったことと言えばそれまでだけど、徹底して書くのも
それはそれで価値あることかも。

39 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 02:06
話題なので読んでみたが、ケキョーク含蓄があるというだけの印象で終わった。
時系列的に連続しているわりには、各ストーリーの接合性が淡白で
ショートノベルがただ寄せ集まっているだけという感がある。
しかも各ストーリーの構成要素が作を追うごとにあまり進歩していない
ような気もする。
>>38の言ったとおり、作品価値はあるかもしれないが、面白いか?
と問われたら普通だった、と答えてしまう。SFじゃなくても良かった
気もするし。「文学」だったということでしょう。

あと、レズニックの自画自賛ウザー。

>>33
マンジャロじゃなくてケニア山だって書いてナカータっけ?

40 :名無し@イーガン者:02/03/20 03:53
私としては、SFではいけない理由こそ見当たらないと思う。
テーマに即して創作されたのだから、寓意が含まれるのは当然かと。

>39
キリマンジャロは、近しい言語から例に挙げたのでは?
自画自賛に関しては同意。あれさえ無ければ……

41 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 04:00
>>39,40
「SFじゃなくても良かった」というのはSFの立場から見た話。
「SFではいけない理由こそ見当たらない」というのはSFの外から見た話。

どちらも同じ事を言ってると思われ。

42 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 04:38
>>41
Aは集合Bでなくてもよい
Aが集合Bに含まれてはいけないという規則はない
∴Aは Bまたは非Bである

要約:SFであってもなくても別にかまわない

43 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 05:27
>41
>42
寧ろ、発言者のスタンスをこそ問題にしていると思われ。

44 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 08:25
>>35
軌道位置も人間が決めていると書いてあるから、テラフォームされたスペースコロニーだと思う。


45 :猫電波:02/03/20 08:25
39氏の「「文学」だったということでしょう。」ってのは
作品としては優れているが、SFとしてはダメって事じゃなくて
芸術じゃなくて思想だった意味に取ったんですが。

『パラダイス』はケニアの歴史についての本を普通に読んだ方が面白そうと感じたけど
『アイヴォリイ』は普通に面白かった。

46 ::02/03/20 08:28
>>36
キリンヤガは途中まで読んだが、今のところこういう作品は好きだ。
元々長篇よりこういう連作短編の方が肌にあうところがあるが。

ところで所有せざる人々もハマったな。こういう政治をテーマにしたSFは好きみたいだ。


47 :猫電波:02/03/20 08:29
政治SFは実は密かに王道だし〜。

48 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 08:54
>>44
ここが一つの謎なんだよね、卑しくもコロニーと言われる建造物の軌道を
そう簡単に変更できるわけがないんだよ。
数メガトンの質量で回転している物体なら、太陽に同じ面を向けておくこと
すら難しいはずだ…ということが気になってしまうハードSFモノの罠。

まあそれが主題ではないことはわかってるけど、>>35の言う通りそれなら
コロニーである必要は全く無い。宇宙空間に浮かんでいる生態系という
おいしいとこを全く使っていない。あーもったいないという感じ。

49 :35:02/03/20 10:27
>>44
そう思ったものの宇宙港があったり、飛行機が墜落してくる罠が。

>>48
もうなんとなく、すげぇテクノロジーのある世界と解釈してみる。
(惑星を軌道変更できる、とか)

マサイではなく異星人が訪ねてくる
地元の生物がハイエナを全部食べちゃう
テラフォームが元に戻っていく
土を掘っていたら外殻にブチ当たって(コロニーの場合)
なんていうエピソードがあれば・・・と思いつつ
SFとキクユ族を置き換えて、なんとなく爺に共感してしまう罠。

50 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 11:49
>>48
そういう、SF的においしくなりそうなネタをスルーしてるところが、
SFである必要があるのか?って疑問が出る理由なんだろう。
でもオレは、SFの定義はなるべく広く取る方が好きだから、これも
SFでいいじゃんと思う。

51 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 19:57
ハードSF的な見地から評価するのは野暮ってもんでしょ。
逆にあの本の中にそういうハードSF的ネタの話がある方が萎える。

52 :名無し@イーガン者:02/03/20 22:00
ハードSF者は常に飢えているからなぁ……作品、少ないし。
素晴らしい物語に出会えただけで、私は嬉しくて舞い上がってしまうのだけど。

53 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 22:12
>>22 鋭い。正解。
それから。
宇宙的スケールの寓話でいいじゃん。
レムのロボットシリーズでそこまで突っ込む輩はいないじゃないか。
それにユートピア物って思考実験の極みだと思うんで
これ以上ガチガチに考証しても・・・>>51に賛成。野暮。

54 :29:02/03/20 22:37
>>31
ラストって「空に触れた少女」の最後 ?
全体の最後のことだったらあれはいい話だと思うよ。

最初のほうのオヤジは、感情移入するにはちょっと無邪気すぎるなって話なんで。
自分がやったこととかやりたいこととかがあって、それと相容れない事象が起こってしまったことを悲しむの自体が悪いとは思わない。
でも、自分が決断して実行したことの影響を理解していればああいう悲しみ方にはならないんじゃないかと。

# しかし、今でもスレッドが建つとそれなりにいろいろなことを言う人が(おれ自身含めて)出てくるということは
# それだけの力のある作品ではあったのだろうな。

55 :30:02/03/20 22:52
自分にとってのユートピアが他者にとってのディストピアである
というのは去年のテロ以降みんな考えてることだろうと思うが?
 コリバの最後の行動を逃避ととるかは人それぞれだろうけど。

56 :30:02/03/20 22:55
 自分にとってのユートピアが他者にとってのディストピアである
というのは去年のテロ以降みんな考えてることだろうと思うが?
 コリバの最後の行動を逃避ととるかは人それぞれだろうけど。

57 :30:02/03/20 22:56
 二重カキ子、すまん、、、

58 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/21 01:10
あの説教臭い話をSFっぽくしなかったら誰も読まないだろう。
創作説話はほんとこじつけっぽい。
あれでアフリカっぼい香りをいれてるんだろうけど。
この本、ほんとはアフリカをコケにしてんのだろ。



59 :39:02/03/21 01:32
>>41>>45
あまり深い意味で「文学」と使ったわけじゃなくて、読んでいて
SFというよりはディケンズやJ・ウェインを感じた、という意味。
「SFじゃなくても良かった」と言ったのは「SFとしてはダメ」ではなく、
「なんでも良かったんじゃないか」という意味。

読者のSFに求めるものや、それこそ読み方一つで印象が変わってくる作品
だと思う。だからこそ賛否両論なのだろう。漏れはハイペリオンを読んだ後に
読んだので受け入れられなかった・・・ただそれだけ。

ただ、>>58の言う事は読んだだれもが一度は思う事かもしれないとも思った。
パッチーワークでスマソ。

60 :カ‥4ャピソ:02/03/21 01:44
もともとが短編として、個別に掲載されてた作品だから、
一つの章での作品としての表現はあるし、
全体で伝えようとしてる内容もあるから、それらのどこを読み取るかで印象が変わるトコがあるよね。

一応、各章紹介
「もうしぶんない朝を、ジャッカルとともに」

「キリンヤガ」

「空にふれた少女」

「ブワナ」

「マナモウキ」

「ドライ・リバーの歌」

「ロートスと槍」

「ささやかな知識」

「古き神々が死すとき」

「ノドの地」

・・・最後の「ノドの地」読み返したけど、ムンドウムグ的な喋り方ってのは魅力があるのを思い出した。

61 :名無し@イーガン者:02/03/21 01:53
>58
「SFでなければ〜〜」は疑問。FT的でも面白いと思うし。
「アフリカを馬鹿に〜〜」は、半分同意。ただ、同時に西洋文明に対する批判的な文脈があり、その折衝がサブジェクトなのだろう。
東洋的に静観すると、綻びがあるのは確か――と、初読時に感じたのを思い出した……。

62 ::02/03/21 01:56
>>59
漏れはハイペリオンを先に読んだが・・・

なんかハイペリオンはハリウッド的な見せ場、見せ場でねえ。
且つ伏線伏線でねえ。徹底的に作られた世界(って小説は全部作られた世界だが)なのだが、そうでありながら何処にも作者の意図したところが見えない。

私がSFを読み始めた頃にはああいうミエミエの大向こうを狙った作品って無かった様な・・・
やっぱりオジサンSFファンなのだろうか。

確かにハイペリオンは面白いんだが、キリンヤガの単純な、作者の意図が見え易い作品は意外とハマった。


63 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/21 05:44
ハイペリオンこそ読む人間を選ぶ小説だろ。やたら長いし。
あれ自体、SFじゃなくてSFパロディじゃん!


64 :62:02/03/21 10:18
>>63
長いけど面白いからそんなに気にならない。
確かにSFパロディという意見には賛成だな。
ウィリアムギブスンあり、ル・グィン的な面もあり・・・・


65 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/22 00:24
ル・グウィンとくらべないでよ・・
怒りすらおぼえるほどむしずの走る話だったぞ>キリンヤガ

66 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/22 02:04
>>65
この文脈だと、ル・グィンと比べてるのはハイペリオンでは ?

67 :猫電波:02/03/22 02:07
ル・グィンがアカだって憎悪する人もいるからねェ。

68 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/22 03:00
ル・グィンは日本じゃどうこうそこまでは揉めないけど
大陸の方じゃ相当揉めたりもしてたみたいだからねぇ。

憎悪ってのでいくとO・S・カードは憎まれやすい作家かなぁとか思ったけど、ここで話す話題じゃあないやね

69 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/22 03:07
ル・グィンってゲドはいいと思ったけど、それ以外ってどうも駄目だな。
闇の左手も所有せざる人々もいまいちだったな。

スレの本題に戻れば、まあ俺はこの本は好きだったんだが、
全て(まあ語弊のある言い方だが)の科学を知ってて、それでも科学を否定するという段階に達してるるコリバが、
その前の段階の迷信の世界から科学的な目を自ずから持とうとする(あるいは、社会としての進化のきっかけを
握る人々)を押しつぶしてるのが辛かったね。レズニックが敢えてやってるんだから、見事にはまってると言えばそうなんだが。

要するに、全てを知ってる故に神気取りの奴が、人間の進化を「それはしない方がいい」って勝手に押しつぶしてる、
そいつの間違いが最終的には運命に正されて、回顧主義者らしく自分のロマンによって死んでいくって話だもんな。

酔ってるんで自明のこと書いてるだけかも知れん。sageときます。


70 :名無し@イーガン者:02/03/22 04:01
オリバ視点と新世代の視点、両方に真実が含まれており、それゆえに対立が悲しい物となった。
物語の後、物質文明の中にあるキリンヤガでは、
「昔はよかった」
と懐かしみ、また羨む人間が出て来たりもするのだろう……と思った。

71 :名無し@イーガン者:02/03/22 04:03
オリバじゃねーよ、コリバだよ!
氏ね、自分!!(TдT)

72 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/22 07:43
バキヲタワロタ(w

73 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/22 18:34
>>69
それって、自分はヨーロッパで高等教育を受けたのに、
農村至上主義で知識人を虐殺したポル・ポトのようだな。

74 ::02/03/23 01:01
キクユ族でネットを検索していたら、以下のサイトが出てきた。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/2432/mt.html
このwebを読むと、キリンヤガでのアフリカの記述は実に正しいと言うか、ちょっと調べれば誰でも知っている事を下敷きにしている事が分る。

キリ・ンヤガは、日本語の発音ではケレ・ニャガ Kere-Nyagaに近いようで。
で今はケニア山と呼ばれているそうだ。

一方、キリマンジャロはキリマが「山」をンジャロは「キャラバン」で、隊商達が道標として使った山だからそう呼ばれたそうだ。

>>66
そうです。ハイペリオンをル・グィンと較べています。
しかし良心的作家をすぐアカ呼ばわりする人もいるのですね(^^;

75 :ZARU:02/03/23 02:02
>71 
>オリバ
人間とサルの中間の謎の生物ですか?(笑)

それはさておき、レズニックの「アイボリー」も併せて読むと
どちらも宇宙一頑固者物語ってな感じでなかなかイケると思います。

76 ::02/03/23 08:56
>>75
キリンヤガを読んでレズニックに興味を持ちました。
是非読んでみたいと思います。


77 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/23 11:55
読了後は語りたいほどが山ほど合ったはずなのだが・・
漏れもキリンラガーの旗がキリンヤガに見えたことしか覚えてないや。

78 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/23 12:22
空を見た少女まで読んだんだけど、全然キリンヤガの構造が分からなくて、
場面を想像しにくい。そこらへんは後の話で説明されますか?

79 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/23 12:32
>>78
どうやら、そういうとこに疑問をもってはいけない小説らしい…(w

80 :ZARU:02/03/23 13:57
>>79 ですね。
単なる舞台として考えたほうがいいです。

81 :78:02/03/24 01:23
そうなのか……
空を見上げたら向こう側の地面が見えたりするんだろうかとか、それだったら宗教観等はかなり変わるんじゃ
なかろうか……とか疑問は尽きない。まあ読み進めてみます。

82 :猫電波:02/03/24 22:32
オルドヴァイ峡谷七景面白かったー!
でも、これが人類賛歌に感られて仕方がない。

83 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/25 23:53
「空にふれた少女」にかぎらず
「為政者とはこうしたもの」

84 ::02/03/26 00:32
一応、テラフォームされた小惑星で、且つどういう技術か知らないが、重力制御方法を使っているという感じか。
考えればキリンヤガを読んでもその辺が闇ですよね。


85 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/26 00:35
>>84
「1」がそういう疑問をもっちゃダメじゃないか〜(笑
ハード派としては、しごく真っ当な疑問だとおもうんだけどね。

86 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/26 01:08
ハード派じゃなくても気になるんじゃないかなあ。
一般の人でも、「あれ、この小説どういうとこが舞台なの?」ってのは気になるはず。

87 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/26 01:10
私は重力制御技術があるんだと思ってました。

88 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/26 02:17
>86
それほどでも無いと思われ。つか、一般人が早川文庫を(以下検閲

89 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/26 02:32
キリン やね

90 :名無し@イーガン者:02/03/28 01:02
『オルドヴァイ峡谷七景』読了。アフリカが舞台で、キリンヤガ世界との僅かな繋がりを感じます。
これもまた“広義の”SFで、物議を醸しそうなプロバガンダを内包してますが、個人的には楽しめました。

>82
私は正反対の印象です。でも、人類賛歌だとすると、ホラー調でかなり面白いです(w

91 ::02/03/30 09:32
大学を卒業して10年以上になるが、大学の頃のSF研OB達が集まっての飲み会で、今度は何かテーマを作ろう、という事で課題図書を決める事にした。
それで私のほぼ独断でキリンヤガに決めた訳だが、余り評判は宜しくなかった(T_T)
曰く、アメリカ人の見たアフリカ感が強すぎるとか、冒頭主人公が息子の名前を貰うのは如何にも不自然とか・・・
確かに踏み込みの甘さは感じる。


92 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/22 01:38
ageyouka

93 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/24 23:33
ありゃ、不評も多くてびっくり。
僕の場合クラークやハインライン押し退けて
マイベストに躍り出てしまったんだけど。

94 ::02/04/25 20:28
>>93
私もあの作品は好きですよ。
自分の中のSF作品では結構上位にいけると思う。


95 :ハンドルが思いつかん:02/05/03 03:19
 一言で言うとオーソドックスという感じ。
 テーマはよくあるパターンだし...。でも丁寧に書いてるとは
思った。ちょっと検索してみると結構SF読む人に批判的なコメント
が多いかな。終わり方は変にハッピーじゃなくて自分には好印象で
した。


96 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/03 13:18
オルドヴァイ峡谷七景ね・・・。
なんというか、キリンヤガの作者だねえ、という作品でしたな。
あれを人間賛歌と見るべきなのか、人間はいつまでたってもしょーがない
と読むべきか・・・。


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