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最強の仮面ライダーってだるだ?

267 :21:02/02/22 14:06 ID:5tz8cOVK
『止まれッ! 止まれッ! 誰かもっとPC呼べよッ!!』
 怒鳴りながらも、老警官は絶望していた。
通報を受けて駆けつけたのもつかの間、
仲間たちは次々と、目の前にいる緑色の生き物に殺されていったのだ。
一見貧弱そうにも見える、アブラムシのような人間たちに…。

 若い警官が、アブラムシ男のひとりに発砲する。
 弾丸は顔面に命中し、薄緑色の液体が漏れる。
 だが、それだけだった。
 アブラムシ男は、素早く若い警官に掴みかかると、一瞬で彼の身体を“裏返した”。
 勤勉で快活だったはずの若い警官は、零れる臓物と真っ赤な肉塊の集合体となっていた。
 ぴくぴくと痙攣したあと、肉塊は動きを止めた。

 がら空きなのだ。
 素人がどんなに強固に構えようとも、熟練した武術家には
隙だらけにしか見えないように、おそらく彼らにとって、
人間は、“何か”とんでもないものが、がら空きなのだ。

 根源的恐怖。引き金を引く老警官。
 その瞬間、彼の視界が闇に包まれた。
何故か頭上にある背骨から、耐え難い鈍痛が走る。
腸が、肺が、胃が、心臓が、肝臓が、アスファルトに擦られるような痛みを覚える。
全身の関節が音を立てる。自分に蹴られる感覚。自分に潰される感覚。
病気の時とも怪我の時とも違う、圧倒的な絶望感。
暗闇のなか、最期の力を振り絞り、老警官は引き金を引ききった。
一瞬の閃光を感じた。焼けるように痛かった。

−−ああそうか、俺が今まで威張っていられたのは、
相手がもっともっと弱い生き物だったからなのか−−。
 激痛のなか、老警官の意識はそこで途絶えた。

 肉塊から一瞬だけ、火花が漏れた。
 穴の開いた水風船のように、中から赤黒い液体が溢れる。
『これが人間界のポーンですか……お遊戯ですね』
 肉塊を一瞥すると、蚊の化け物は軽く憤った。




いや、戦闘員も強いといいなーと思って…(ι

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